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リクルートのDNA―起業家精神とは何か

起業して金儲けをしようと考えていました。

そこで見つけたのが

リクルートのDNA―起業家精神とは何か

です。

角川書店が出しています。


リクルートのDNA―起業家精神とは何か
江副 浩正
リクルートのDNA―起業家精神とは何か
定価: ¥ 720
販売価格: ¥ 720
おすすめ度:
発売日: 2007-03
発売元: 角川書店
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

リクルートの沿革ダイジェスト版
リクルートの自由闊達な社風、特にハイタレントな人材を輩出し続けていることに大変興味があり、本書を手にしました。
が、内容的には「DNA」の紹介が3割、高度成長期の起業からバブル期に至るまでの江副氏の思い出話(自慢?)が7割といったところでしょうか。リクルートの沿革をなぞるのはそれなりに楽しめましたが、「リクルートのDNA」にじっくりページを割いたのは1章と5章だけで、このあたりはもう少し掘り下げてほしかったです。
ちなみに、著者は自身のことを「凡庸な人間」と表現し、そのような人間でも精一杯頑張れば事を成すことができると若者にエールを送っていますが、本書を読めば、氏が凡庸でないことは明らかです。
例の事件のインパクトが強く、あまりいい印象はなかったのですが、ベンチャー精神あふれる考えや行動を読み、江副氏を少し見直しました(とはいえ名経営者かどうかは意見の分かれるところかと思いますが)。

タイトルに違わぬ本
 私自身’80年代はリクルートに対して全くいい印象を持っていなかった。政界を巻き込んだ、ご存知の「リクルート事件」である。
 だが、’90年代に大学入学し、入学時からの同級生が「電通かリクルートに行く(就職する)」と言い出したので、「電通はともかく、リクルート?」と思っていた。彼はこうも言っていた。「40になったら、会社から追い出されるから、それまでに独立するんだ!」と。その時は、何故独立につながる道がこの2社なのか、電通はともかく、リクルートはさっぱり分からなかった。「ただの就職雑誌の会社だろ?」私の認識は恥ずかしい話、こんなものだった。
 彼は大学卒業後、リクルートに就職した。

 私自身は田舎に戻ったのだが、その頃から「リクルートの凄さ」がわかり始めた。リクルートグループの成長力は勿論だが、リクルート出身の社長がビジネス雑誌等にどんどん出始めたのだ。同級生の彼が15年ほど前に語っていたことを現実として、受け止めざるを得なかった。

 思い出話が長くなってしまったが、この本は、リクルートの礎を築いた江副さんがそれまでの足跡を綴った本で、ベンチャーだったリクルートの成功談も失敗談もふんだんに盛り込まれています。リクルート事件のことがあまり触れられていなかったので、★4つです。この点は残念。
 他の経営者のことも書かれていますが、やっぱり江副さんの苦労話のほうが勉強になります。私見ですが、江副さんの一番の功績は、「社員皆経営者主義」を掲げ、創業者が持っていたベンチャーマインドを、リクルートの企業風土にまで根付かせた点であろうと思います。この要諦が文章の端々から滲み出ている本です。体系的ではないですが、20代で起業を考えている方がベンチャーマインドを学ぶには絶好の書と思います。

リクルートの会社案内の様な本
この本を読んで、リクルートの活気あふれ、仕事を自由に生み出す雰囲気と、それでいて地道で粘り強い姿勢を感じた。

創業時の話や、著者と錚錚たる著名人のエピソード、社内哲学、会社の資産の運用経緯など一通りのことが綴られている。この様な多岐に渡る話を通して、会社としての度量の大きさが、リクルートの成長に繋がったのではと思った。

個人的に印象に残ったのは、「デザインに人を弾きつける大きな力があることを知った」という部分だ。ファッション誌のブランド広告に吸い込まれるように見入ることが多い私。それは弾きつけられているという状況だったのだと理解出来た。普段何気なく行っていた行為が、たまたま解決してしまったのだ。棚から牡丹餅である。読書が、この様な偶然をもたらしてくれることもある。

リクルートのDNA―起業家精神とは何かで起業について学んでみます。起業といってもいろんな方法がありますからね。

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